アトピーになる条件とは

アトピー性皮膚炎は、慢性的な湿疹で、
かゆみのある湿疹が良くなったり悪くなったりを繰り返します。

 

患者さんの多くは、アレルギーを起こしやすい
アレルギー体質ですが、
アトピーは、大きく分けて2つの条件があると発症します。

 

(1) 先天的に皮膚が弱い

 

皮膚表面のバリア機能が弱いと、アトピーになりやすくなります。

 

皮膚のバリアさえしっかりしていれば、
アレルギーを持っていても、アトピーにはなりません。

 

その場合は、鼻水や咳、目の充血等、別の形で症状が出ます。

 

(2) アレルギーを持っている

 

アトピーの人は、アレルギー体質であるといえるでしょう。

 

I型アレルギーの強さは、IgEによって左右されます。

 

たとえば、動物アレルギーの人は、動物に対するIgEの値が高く、
症状が出ます。

 

そして、この動物アレルギーが、花粉に対するIgEの値が低ければ、
花粉症の症状は出ません。

 

ですが、アトピーの患者さんは、
様々な環境因子に対するIgE値が高くなっていることが多いです。

 

検査で出た様々なIgEを合計すると、
アトピーではない人の十倍近くの数字になります。

 

つまり、アトピーの患者さんは、
色々な周囲の物質に対してアレルギーを持つ、
アレルギー体質であるということができるのです。