しもやけを治す

冬の寒い時期になると、しもやけで悩む人も多いのではないでしょうか。

 

指先などが腫れて、痛がゆいという症状が出ますね。

 

しもやけとは、末梢組織の循環不全によって、
軽度の組織破壊が起きている状態のことをいいます。

 

そして、しもやけのメカニズムを考えると、
皮膚の感覚レセプターや、
その伝達経路自体が障害される皮膚の異常知覚であるため、
症状として「痛がゆい」というものが出現します。

 

寒い日などに、手や足の先、頬、鼻先、耳たぶなどが赤くなり、
じんじんして痛臥行くなるという症状が出ます。

 

寒さで体が冷えると、体温を保つために自律神経が末梢血管を収縮させます。

 

すると、指先や耳などの先端部の血流が極端に少なくなるので、
酸素やエネルギーのもととなる
ブドウ糖などが末端組織まで届かなくなります。

 

こうなると組織が壊れ、炎症が起こり、
免疫細胞からはインターロイキン1や、TNF-α、プロスタグランジン、
痛みのメイン物質であるブラジキニンなど、
様々な化学伝達物質が放出されます。

 

そのため、しもやけとなった部分は、痛みだけでなく
かゆみ、ピリピリ感、しびれなどの異常感覚を感じます。

 

しもやけの治療をするときは、
抗ヒスタミン剤や消炎鎮痛剤を内服しても
あまり効果が得られません。

 

一時的には効果が得られたとしても、
しもやけの症状は、循環不全や血行障害が主な原因ですから、
血行を促進するビタミンEなどを内服したり、
保温するようにすることが必要です。