むずむず脚症候群を治す

むずむず脚症候群とは、脚を動かさずにはいられなくなる
皮膚の異常感覚です。

 

このむずむず脚症候群は、「レストレスレッグス症候群」とも言います。

 

原因不明の不快感が、安静時に起こるもので、
人によっては「むずむず」ではなく、
「ひりひりする。」ということもあります。

 

そして、診療は、皮膚科というよりも
神経内科や精神科なのですが、
かゆみという感覚が初発症状なので
皮膚科を受診する人が多いようです。

 

しかし、この疾患は、日本ではまだ認知度が低いため、
病院に行っても「異常なし。」と診断されてしまうこともあるようです。

 

ですが、この症状に長年悩まされ、
慢性的な不眠症になってしまっている人もいます。

 

下肢を動かしたいという強い衝動に駆られる不快な感覚がある場合は、
むずむず脚症候群を疑ってみることも必要です。

むずむず脚症候群の特徴

・主として下肢に、「むずむず」、「ちりちり」、「ひりひり」、
「かゆい」、「火照る」、「虫が這う」などの不快な異常感覚がある。

 

・夜間、安静時に症状が出現し、睡眠障害を伴う。

 

・叩いたり、さすったり、床にこすりつけることで症状がよくなる。

 

・抗うつ剤や抗ヒスタミン剤で症状が悪化する。

 

・何かに集中しているときは症状が弱まる。

 

・抗けいれん薬、抗パーキンソン薬が症状を軽快させる。

 

・透析に合併する事がある。

 

・上半身に起こることもまれにある。

 

このような症状が見られ、皮膚には明らかな症状を認めないため、
むずむず脚症候群は、中枢性のかゆみや、
それと同じような知覚異常であると考えられます。

むずむず脚症候群になる理由

皮膚のレセプターから知覚神経内の信号として
「痛み」や「かゆみ」、「触圧覚」、「温覚」、「冷覚」などの
皮膚の表面への刺激は、脊髄、そして脳へ伝わります。

 

そして、処理され、知覚として感知されます。

 

空気の動きや温度の変化、衣服やイスへの接触、
電車に乗り合わせた人の肩や肘など、
皮膚には常に様々な刺激が常に加わっていて、
皮膚では膨大な情報が感知されています。

 

ですが、それらの感知した情報を、全て脳が感知すると、
処理する事ができずパンクしてしまうので、
脊髄のレベルである程度ブロックしているのだろうと考えられています。

 

たとえば、むずむず脚症候群などは、
ブロックしきれないと言う状態が起こり、
皮膚に加わる刺激の情報を全て脳が感知してしまうため、
パニック状態にになり、それが症状として現れるものであると考えられています。