日常生活の中のかゆみを治したい

私たちの日常生活の中で、もっとも多いかゆみと言えば、
「虫刺され」や「かぶれ」、「日やけ」です。

 

このようなかゆみは、表皮のダメージにつながります。

 

虫刺されは炎症を起こせば湿疹になりますし、
かぶれも一種の湿疹です。

 

日やけは紫外線によるやけどの一種ですし、
酷いときには浮腫みや水ぶくれの症状が現れます。

 

虫刺され、かぶれ、日やけは、日常生活の中で
起こりがちな「かゆみ」で、酷くならずに、自然治癒で治ってしまう事が殆どです。

虫刺され・かぶれ・日やけのメカニズム

虫刺され・かぶれ・日やけによる表皮ダメージのメカニズムは以下の通りです。

 

虫刺され・かぶれ・日やけは、皮膚のもっとも外側である表皮に、
虫がさしたり、漆がついたり、紫外線があたったりして、
表皮細胞がダメージを受けることによって起こります。

 

すると、インターロイキン1(IL-1)や腫瘍壊死因子−α(TNF-α)などの
化学伝達物質が出てきて、マスト細胞が脱顆粒します。

 

マスト細胞が脱顆粒すればヒスタミンがあふれ出て、
このヒスタミンの刺激がC線維を駆け上がり脳にかゆみを伝えます。

 

同時に軸索反射が起こり、サブスタンスP(Sub-P)によって、
かゆみ、炎症が酷くなります。

虫刺され・かぶれ・日やけによる表皮ダメージを治す方法

虫刺され・かぶれ・日やけによる表皮ダメージを治すための最も良い方法は、
抗炎症作用のあるステロイドを外用するというものです。

 

ステロイドを怖いと言う人もいますが、
一過性の原因のはっきりしている症状を抑えるときに、
ステロイドを使うのは、悪化させることなく早く治すために、
最も良い方法だといえます。

 

この場合、ステロイドを使う期間も短いため、
副作用の心配も殆ど要りません。

 

また、かゆみが強い場合は、抗ヒスタミン剤も有効的です。

 

炎症を抑え、かゆみを抑え、かきむしらずに済むようにすることは、
皮膚のダメージの回復に、とても重要なことです。

 

ステロイドは、きちんと使いさえすれば怖いものではありません。

 

どうしても、ステロイドを使いたくないという人は、
症状が軽いのであれば、
メントールが入った市販の塗り薬を使うのも良いでしょう。

 

ステロイドよりも少し治るまでに時間がかかりますが、
かきむしってしまうより、よっぽど良いです。

抗アレルギー剤

抗アレルギー剤を使用し、アレルギーのIgEを下げる治療も行われています。

 

ですが、これらの薬は、効果を発揮するまで、
何年もかかります。

 

根気良く続けていかなければ治りません。